ミノリの盤上遊戯録

ボードゲームあそびます。

【ふるよに】三国杯オンライン予選参戦記【剣算鋸】

minoriです。友人とともに三国杯オンライン第二予選に出場しましたので、その記録です。運悪く予選3回戦で敗退してしまいましたが、公式大会の初出場初勝利、友人の雲と海君が準優勝+本選出場と結果は出たと思います。

 

〇大会の前:メガミ選定

起源戦で頭シスイと化し、かつてのふるよに脳を破壊されたミノリちゃん。「これ3柱単位でシスイ受けるのシスイ以外で無理でね?」との結論に達し、とりあえず鋸を宿すことに。そしてシスイに抗えるコントロールがいない以上ビートダウン最強の剣も決定。最後の1柱は当初徒神ハツミを採用していたのですが、正直安定性に問題があり、東京予選でZicoさんが剣算鋸で勝ち抜けたのを見て、あこれ算盤でいいのかと気づく(あと研究記事がマジで役立った)。てか算盤はシスイの影に隠れてたけどマジで強い。そんなわけで

【定期】ハツミさまパーティ追放

をやってしまい、まあそれでも予選なので下手なメタ読みはせず、実力での勝ち抜けを狙う。結成後はときどき雲と海君と練習しつつ本番に。

 

〇大会当日

マッチング発表みてあーやべーなと・・・

なんか剣算鋸がわたしの他に10人ぐらいいるんですけど…

確かに東京予選やオンライン第一予選を受け、環境が煮詰まった中での勝負だったけどまさかの3割て。しかも一回戦完全ミラーじゃねーか。どうしよ、完全ミラーの検討で研究勝負になったらわりと終わったゾ…と思いながら1回戦のテーブルへ。

 

〇1回戦:ムツミさん(剣算鋸)

1回戦の対戦相手はムツミさん。完ミラーですねアハハ…(乾いた笑い)と適当に会話しながら試合開始。完全ミラーだがBANは簡単。剣をBANしてそれからどうするか考えること。剣を残すと理が非常に重いのと単純にダメージレースで負けるため。しかしお相手が返したのは剣鋸。あれ?剣返ってきたやっほい。

剣鋸ー算鋸

紅刃 散華刃 四剣乱刃 血飛沫 血晶乱流 反乱撃 刻み刃

ウバラザキ 理 形代

 

算鋸は紅刃をよける手段が算法しかなく、算法が落ちたら他の攻撃でフルパンすればいいだけなのでデッキを真っ赤にしていく。あとは4/1が飛ばせて時価削り+前詰めに優秀な結晶乱流を採用。切札はウバと理、形代を入れて相手のリーサルを受けきる形に持っていきてーなーと思いながら構築。

 

先手はこちら。2宿しして相手から直接金融されるいつもの流れ。なのでこちらも結晶乱流でライフとりつつ2纏して今後の折衝に備える。とりあえず恫喝で殴られたので、次のターンこちらも散華刃でライフを取る。んで再構成して血飛沫と四剣を引いてきたので、ウバライフ受け→四剣裂傷ライフ→反乱撃オーラ→血飛沫ライフでゴリゴリ4点削る。お相手もライフ回収するが血飛沫で妨害しつつ、算法恫喝を打たれたので算法落ちを確認してゲージ消費紅刃。ライフの大幅リードを取る。最後はウバラザキ反乱撃刻み刃ハドマギリで全力攻撃に来るもののこちらは相手の手札1枚のタイミングのハドマギリに形代でロックして受けきり、ここでお相手が投了。対戦ありがとうございました。

あまりこの対面に慣れていなかったようで、剣を返してしまったとのこと。聞いた話だと剣鋸ー算鋸は剣鋸有利だけど怪しいらしい。なにはともあれ好発進。プレミもなかったし、今日いけんじゃね?

 

〇2回戦:きくしょーさん(橇剣鋸)

…と思った矢先。2回戦の相手は北陸の強豪きくしょーさん。初心者時代に1回対戦してボッコボコにされたトラウマがよみがえるが、きくしょーさんは覚えてないとのこと。そらそう。2年前だし、わたしだって何やって負けたか覚えてないもん。まあ何はともあれ悠裏さん、いずさんに並ぶ今大会の優勝候補。剣算鋸を全部抜きにきたとのこと。気は抜けない。

でだ。橇剣鋸…いやナニコレ?こんなの剣鋸にコルヌをさしただけじゃない(ゴロリ)橇剣、橇鋸は遊びでやったことはあるけどマジで何されるかわからない。しかし剣を返すわけにもいかないので剣BAN。橇もしんどいっちゃしんどいけど旋回刃に対して反乱撃と算法でなんとかなってると思うんだけどなあ…きくしょーさんは算鋸返してくる。ボトムなのでまあ想定通り。

 

算鋸ー橇鋸

算盤玉 恫喝 算法 直接金融 鋸斬り 反乱撃 刻み刃

切取法 ご明算 手打表

 

マジでわからんなあと思いつつ、素で殴りあうとこちらのオーラが薄い分リーサルで負けそうなのと、ポルチャルトーやレタルレラといった優秀な対応札でハドマギリのリーサルが咎められそうなので、ライフ回収を多めにしつつ切取法から通常札を振るリーサルを狙う。切り札は切取法と凍結解除権がもらえるご明算、コンルルヤンぺ対策兼切取法補助の手打表でいく。剣の舞にぶち当たるともれなく死ぬので算法も搭載。最大限の防御は持ち込む。

 

決闘はこちらが先手。直接金融をしばく。ああ気持ちいいい(ジャンキー)。Bakafireって時々気が狂ったみたいな全力付与札作るよな。まあ気持ちいいからいいや。序盤の折衝は大事。きくしょーさんが2前進したので剣の舞つり出せないかなーと相手オーラ3間合い7で算法構えてトラップを仕掛けるが、当然引っかかるわけなく徹底抗戦でお仕置きされる。今考えたら蛇足オブ蛇足。反省すべき。徹底抗戦を打たれた返しに恫喝を入れる。次のターン、裂傷で空いたオーラにウパシトゥムかじかみ反乱撃ウパシトゥムのいつもの流れをやられるが、2回目のウパシトゥムに反乱撃の纏いを合わせることで即再起を防ぐ。たぶんここミノリちゃんのIQ200ポイント。攻撃をしのぎ切る。

さてお楽しみのライフ回収タイムだー…って凍結してるからオーラに空きねーじゃーん!寺田心)あーなるほど、きくしょーさんが対策してるって言ってたけど各所各所で地味につらいことしてくる。うわあ…締切当日まで放置した大学のレポートくらい凍結トークンが残っててやだあ。しかし再構成直後に反乱撃を持ってきており、引きは悪くない様子。反乱撃と算法を構えて遅延の構え。

間合い3で旋回刃を打たれ、算法と1/1反乱撃どっちで対応するか悩むところ。どっちで対応しても地味においしくないが3間合いで剣舞打たれるのは癪すぎるので反乱撃を切る。後退選択からの前進4間合いウバラザキに対応算法。攻撃はしのぎ切りかじかみおかれてエンド。

とはいえこちらもフローとフレアに余裕はなく、算盤玉でフレアをフローに送ったり、かじかみを打たれたターンに直接金融をなんとかしばいたりしてライフ回収を回す。しかしかじかみのタイミングが絶妙すぎて解凍ができんうえご明算すら開けられない。厳しい展開。しかしライフリードじたいは8対4くらいなのでなんとか逃げ切りたいところ。とはいえこちらも攻め切るにはリソースがたりず、霜の茨を落とすため凍結解除でしゃがみエンド。これが甘かった。返しにお相手の霜の茨旋回刃には手打表を吐いて耐えるが、攻撃でライフがどんどん削れる。しかしこちらも盤面を整え、次のターンに手打表からリーサルが取れる盤面までもっていく。きくしょーさんはアグロ再構成を選択。とはいえこちらにはライフの余裕があるため攻撃は全部ライフで受ければ足りるだろ…と思っていたら、引いたカードはまさかの金屑纏い。オーラ裂傷から2/3ハドマギリがライフに通って決着。きくしょーさんはずっと秘匿情報にしてたので、これには脱帽。絶対剣の舞だと思ってた。しかしまあ有利な盤面には持って行けたのでこれは仕方ないと素直にグッドゲーム。あとから雲と海くんに聞いたらきくしょーさんがわたしの立ち回りを誉めてくれたらしい。わーい、うれしい。

 

〇3回戦:すらーさん(銃傘鎌)

いいゲームとはいえダブルエリミネーションなのでもう後がない。対戦相手はすらーさん。千葉の方。デッキは銃傘鎌。ああああメタデッキだああああ。全部返したくねえ。とはいえ傘を返すと算盤でのリソース勝負が死ぬほどグロいうえ剣鋸返ってきたときにゆらりびからの頓死筋が防げないので泣く泣く銃鎌を返す。お相手は剣鋸返し。まあ妥当な選択。

 

剣鋸ー銃鎌

紅刃 散華刃 斬り払い 血飛沫 血晶乱流 反乱撃 茨道

墓道 理 ウバラザキ

 

とりあえずレンジロックされると死ぬほどめんどくさいので茨道(ここ正直棘縫いの方が良かった)と血晶乱流で前進力を確保。墓道で道中ライフを削って理で逃げ切るプランにしたので4間合いでのウツロ攻撃札の対処のために斬り払いを入れる。

 

こちらが先手になったので2前進茨道で全力で詰める。銃鎌はフルバーストをそこまで心配しなくていいのでとにかく前に走りこむ。バクステシュートレッドバレットを重ねられ、シュートはオーラ、ラピッドファイア来たら嫌なのでレッドバレットはライフ受け。結晶乱流を打つも影の壁を合わされる。ここから相手の遅延がうまかった。影の壁と終末、ヴァーミリオンフィールドを要所で合わされ、致命打を与えられない。こちらのライフが減らないので理で対処できないまま禁忌ゲージが増えていく。さらに相手は後退からスモークを展開。使ってるやつ初めて見たわ。しかし茨道と結晶乱流が腐り、こちらも足踏み。

2回目の再構成でようやく理を開けることができたので反撃に転ずる。今までの恨みとばかりに攻撃札をしばくものの、ゲージは12に達しており、墓道を振ると4ターン後に先に禁忌死してしまう状態に。うわあハナから禁忌死狙いじゃねーかと気づいたが後の祭り。しかし相手のライフを1まで削り、禁忌ゲージは14。手札は散華刃のみ、間合いは5相手オーラ5ライフ1なので紅刃を引けば確定勝利、血飛沫反乱撃でも勝利。えいやと引くが血晶乱流と血飛沫。仕方なく結晶乱流を打つが影の壁で吸われ禁忌死するため投了。やむなく敗退。ぬーん...

 

反省としては、アグロを予測して序盤雑にゲージを消費したこと、四剣乱刃を抜いたのでリーサル火力が出し切れなかったこと、茨道ではなく棘縫いを採用すべきだったことだと思います。そうすれば最後の引き勝負ももう少し分の良い賭けになっただろうと思われます。斬り払いは正直要らんかった。

 

以上、三国杯参戦記でした。中の人が大学院入試になるのでしばらく大会出場は考えていませんが、今度は本選に出場したいです。またね。