ミノリの盤上遊戯録

ボードゲームあそびます。

【 WINGSPAN】ウイングスパン300戦プレイのガチ()勢による攻略解説①

ミノリです。BGAウィングスパンで100位以内入り(勝率約66%)を果たしたので、その記念に攻略記事書きます。(正直、日本のボドゲブログの攻略記事は海外記事と比べてヌルかったですし)まあ、このブログならふるよに好きが読んでくれるかもしれないしね。

 

つーわけで、このウイングスパン攻略はだいたい85点~100点を安定して出せるようになりたい人向けです。ボドゲ紹介記事みたいなもんではないので、「そもそもウィングスパンワッツ?」みたいな人は別のブログかYouTubeの動画みてね。

 

ウィングスパンの特徴

 ウィングスパンのゲーム性として最も特異なものは、26手番という時間による完全に固定された終了条件です。手番はどうやっても増えません。ブラスとかと同じですね。しかしウィングスパンは、「高効率のエンジンを作りながら、かつそれを得点化しなければならない」という点で大きく異なります。風呂敷を広げるだけでなく畳まなきゃいけない。家に帰るまでが遠足です。強い能力の鳥を集めるのが目的ではなく、高得点の鳥や産卵といったアクションで得点化しなければいけないんですね。これがこのゲームの難しいところであると思います。

 

・26手の使い方

さて、どうあがこうとウイングスパンで使えるのは26手(8+7+6+5)です。これらをどのアクションに分配していくかが大事になります。

多くのゲームにおいて、鳥カードは7枚から12枚、多くは9~11枚でフィニッシュします。このことは、「鳥カードを使用する」アクションはおよそ10手番ほどを占有することを意味します。約4割ほどということですね。

そして、それだけの鳥を保護区に展開するには、およそ8個~10個程度の卵が必要になります。そのため、産卵アクションは4~5手番(+後半の得点アクションとして4~5手番)が必要になります。

以上を踏まえると、「餌を獲得」「鳥カードを引く」アクションにかけられる手番は残りの8手番程度ということになります。均等に必要に見えて意外と偏ってるんですよね。これがウィングスパンの特徴です。「鳥カードを引く→餌を取る→鳥カードを使用→産卵」がつながっているので均等な手数が必要に見えますが、均等に打つと得点はあまり伸びません。なぜなら、ウイングスパンにおけるほとんどの得点は、鳥カードと卵に集約されているからです。しかし、得点行動の上限は餌と鳥カードという二つの要素にキャップされているため、基本的にそれら得点に直接かかわらない行動は、得点の上限を引き上げるために必要な範囲でしなければなりません。

 

・得点を伸ばすために

以上を踏まえて、高得点を安定して出すためには「得点に結びつかない餌・ドローの手数をできるだけ削る」「産卵・鳥カードのアクションの点数をできるだけ大きくする」「産卵・鳥カードをできるだけ使う」ことが必要になると結論できます。つまり、1手番あたりの平均得点を引き上げようということですね。そして、これらの要素にかかわる鳥が強いパワーを持っている鳥、ということですね。先程言った通り、1ゲームで打てる鳥は10羽程度なのでちゃんと選んでいくべきです。

 

結論:強い鳥打ちましょう。

 

とにかく強い鳥打ったやつが勝ちなのがウイングスパンです。

 

想像より長くなりそうなのでとりあえずここで切ります。次回は目標カード、強い鳥の解説をします。

それじゃまたね。