【ふるよに】『桜降る代に決闘を』拡張購入のススメ(拡張紹介)
祝!『第七拡張:徒桜団円』&『玲瓏四季折々・春』発売!!
みなさんこんにちは。minoriです。先日公開したインストからアクセスが地味~に伸びており、筆者としてはありがたい限りです。筆者もあれ以来ボドゲカフェでのふるよに布教が非常に楽ちんになり便利でございます。
これからもゆるりゆらりとボードゲームのお話を語らせていただきますね~
ま、それはさておきまして。
先日ふるよにを布教した友人から「アナログ版やりたいけど何買えばいいの?」って聞かれまして、まあふるよに関連の拡張ってたくさんあるしどこまで必要かわからねえよな、と思い、ボドゲ民にも需要がありそうなので記事にさせていただきます。
まず、『桜降る代に決闘を』というボードゲームは、『第一幕』(完結済)『第二幕』(完結済)『新幕』の3つの作品があり、現在(2018年以降、2022年現在)は『新幕 桜降る代に決闘を』で使用できる商品が発売されています。大会やブログ記事のほとんどは『新幕』環境で書かれており、それぞれの作品には(キャラクターは共通とはいえ)互換性はありません。
そのため、基本セットなどを買う場合は、左上に『新幕』と書かれたものを購入することを強く推奨します。『基本セット』はマジで紛らわしいので、ネットで購入する場合は左上のロゴを絶対に確認しましょう。
(※以下の記事でも、『新幕』を前提としてお話させていただきます。)
商品を購入するための一問一答
①絶対買わなきゃいけないのは何?
A『基本セット』1つあれば最低限2人で遊べます。
②『基本セット』買ったよ!もっと遊びたいけど次何買えばいい?
A拡張商品から、好きなメガミが入ってる拡張を買えばいいと思います。特に決められないなら、『達人セット』の購入をおすすめします。メガミが8人追加されるので、ゲーム環境の奥行がぐっと深くなります。
個人的には『第四拡張:大洋航路』と『第六拡張:失楽飛翔』は初心者にもわかりやすくゲーム体験としても優秀な傑作と思いますし、『達人セット』と合わせるとそれだけで5柱のアナザー版もプレイアブルになるため、おすすめです。
③『達人セット』ってちょっと高くない?
A他の拡張に比べると高いですが、ほかの拡張の2倍くらいメガミが入ってるのでトータルで考えるとけっこうお得です。拡張したいけど損したら怖い、って人は『第一拡張:神語起譚』を購入しましょう。新メガミのウツロと、『基本セット』のメガミ4柱のアナザー版が入っているので、それだけでも5キャラ増えますから。
④アナザー版ってなんやねん?拡張だけで遊べんの?
Aアナザー版とはメガミの異なる姿を切り出したもので、オリジン版(元々のメガミ)に比べ極端な性能を持ちます。(主に小説版のワンシーンが切り出されています)。メガミの持つ何枚かのカードが別のカードに差し替えられるので、アナザー版を遊ぶにはオリジン版のメガミが必要です。
例)ハツミのアナザー版をプレイしたいなら、オリジン版ハツミが収録されている『第四拡張:大洋航路』と、アナザー版が収録されている『第六拡張・失楽飛翔』を購入する必要があります。
⑤アート作品に何か強い特典カードってついてんの?(遊〇王脳)
A特典カードは既存の切り札の特別なイラストカードで、それがなくても問題なくゲームをプレイすることができます。強いていうならイラストアド的には爆アドです。競技環境でプレイする分には不要ですが、好みで使うミコトもけっこういらっしゃいます(大会とかでもアートカードは使えます)
(必須)「基本セット」
インスト用練習カード「はじまりの決闘」用のカードと、ユリナ・サイネ・トコヨ・ヒミカの4柱がキャラクターとして同封されています。ゲームをプレイするための桜花結晶トークンとゲームボードも同封されているため、プレイには必須です。
また、達人セットのキャラのためのコンポーネントも同封されています。
①新キャラ(メガミ)を増やすための拡張商品
購入することで新しいメガミがプレイ可能になります。いわばスマブラでいうところのファイターパスです。同時に、新しい拡張には大会環境で使用するためのカード更新パック(半年に1回カードのエラッタが行われる)が同封されているので、大会に出る人は公式のカードリストを見て更新しておきましょう。
「達人セット」
8柱のオリジンメガミがプレイ可能になります。全員が電子版でプレイ可能ですし、大会環境でもなにかと採用されるキャラも多く、初めて触れる拡張としてもっともオススメです。オボロ・ユキヒ・シンラ・クルル・ハガネ・チカゲ・ライラ・サリヤの8柱が同封されています。
旧版はストレージボックス機能がありちょっとお値段が張ったのですが、現在発売中のものはストレージ機能が削除されお値段が1500円安くなりました(代わりに『アルティメットストレージ』が発売されたためです)
「第一拡張:神語起譚」
新メガミ・ウツロと、ユリナ・ヒミカ・サイネ・トコヨのアナザー版が同封されています。アナザー版メガミに初めて触れるのにオススメのセットで、かつ値段的にも他の拡張に比べお求めやすくなっております。
「第二拡張:神語転晴」
新メガミ・ホノカと、アナザー版のオボロ・チカゲ・ウツロが同封されています。こちらもお値段的には『第一拡張』と同じくらいの小型サイズで、かつアナザー版オボロは現在でも大会環境でピックされることも多いメガミであり、競技志向のプレイヤーにもおすすめです。
「第三拡張:零限突破」
「第三拡張」以降の拡張セットでは、新メガミ2柱とアナザー版メガミ3柱がセットとして発売されています。「第三拡張」の新メガミはヤツハとコルヌ、アナザー版メガミはクルル・サイネ(A2)・シンラです。サイネA2は「第一拡張」のサイネアナザーとは別物です。メガミによってはアナザーを2種類以上持つメガミもいます。
「第三拡張」は人気で再版され、再版後のセットにはボーナスカードとして「コンルルヤンペ」のキラカードが同封されています。
「第四拡張:大洋航路」
新メガミはハツミ・ミズキ。アナザー版はユキヒ、サリヤ、ライラ。これまでのふるよにの常識を覆すようなメガミを取り入れた意欲作で、僕のもっとも好きな拡張です。アナザー版メガミも強力なメガミが多く、楽しめる作品になっています。
「第五拡張:異語邂逅」
新メガミはカナヱ・メグミ。アナザー版はトコヨ(A2)、ハガネ、ホノカ。やや扱いが難しいメガミが多いですが上手なプレイヤーには人気のメガミが多く、ある程度ゲームに慣れてから挑戦すれば、非常に面白いセットになっています。
「第六拡張:失楽飛翔」
新メガミはカムヰ・レンリ。アナザー版はハツミ、クルル(A2)、ヤツハ。カムヰ・レンリは間違いなくこれまでの拡張の中での最高傑作と評して問題ない出来であり、小説版「八葉鏡の徒桜」のクライマックスと相まって素晴らしいデザインとフレーバーの作品に仕上がっています。
「第七拡張:徒桜団円」
第七拡張以降は、春にアナザー版追加及びカード更新のための中量級拡張、秋にメガミ追加を行う大型セットが発表されるとのアナウンスがありました。第七拡張では、ユリナ(A2)とヤツハ(A2)が追加されます。メグミちゃんどこ?って思った人は少なくないはず。そしてボスバトル型ゲーム『メガミに挑戦!』6作品が発表されます。メガミに挑戦は第二幕から連載されていた人気シリーズで、新幕となってゲームデザインんがリニューアルされ追加されました。
②アート作品
【小説】
「桜降る代の神語り」1巻・2巻(完結)
メガミたちの活躍を描いた小説で、公式ブログにも連載されています。特別イラストの切札が同封されており、1巻では「月影落」「律動孤戟」、2巻には「闇昏千影の生きる道」がボーナスカードとして入っています。
【設定資料集】
「幕間:風花青天」「幕間:細音雪花」
それぞれ設定資料集として発表されており、切り札イラストなども公開されています。電子版でも発売されています。
【フルアートカードセット】
「異絵巻」
ユリナ・サイネ・ヒミカ・トコヨのすべてのカードの別グラフィック版が手に入ります。
「アルティメットストレージ」
『第六拡張』までのカードを収納できるようになっており、ボーナスカードとしてウツロとホノカのフルアート切札が全部ついてきます。
「キラカードコレクション:『玲瓏』」「玲瓏四季折々・秋」「玲瓏四季折々・冬」「玲瓏四季折々・春」
『達人セット』~『第五拡張』までのメガミの切札のフルアートキラカードが封入されています。それぞれのセットに1柱1枚のフルアート切札と、ボーナスカードが封入されています。筆者は「ミオビキ航路」がボーナスである「冬」を発売後即購入しました。
③カジュアルなゲームモード
「祭札 二〇一九」
ふるよにTRPGや、カード効果がめちゃくちゃになる「めがみ大発生」、ボスバトルである「メガミに挑戦」、相手と協力してお題を達成する「叶世座公演」などのさまざまなゲームモードが遊べるコンポーネントが同封されています。面白いゲームが揃っているのでオススメ。