ミノリの盤上遊戯録

ボードゲームあそびます。

【 WINGSPAN】ウイングスパン300戦のガチ()勢による攻略解説③:初動鳥カード編(前編)

〇初動に選ぶ鳥について

ウィングスパンでは5枚の鳥カードが配られ、それから任意の枚数をピックし、同じ数の餌を捨てることで開始します。つまり、餌と鳥カードを合わせて5つを初期資源として持っています。

初動の鳥カードのピックですが、基本的に1~3枚の鳥を確保しておくのがおすすめです。弱い鳥を取るよりは、餌を残した方がいいです。その理由として、

①湿地のアクションで強い鳥を早めに引ける可能性がある。

②序盤は卵より鳥カードの価値の方が高いので、餌回収で捨てる枚数を減らせる。

③任意の餌が回収できるかは運要素が絡むので、それを排除する。

ことがあげられます。

ウィングスパンのアクションは、偶数列(2、4、6)アクション目に入るたびに強くなります。そのため、どの列でも早めに1列目を埋めることで、全体的な得点効率を引き上げることができます。1列目に埋めるのに必要な鳥は3羽なので、とりあえずそれを確保して始めようというわけですね。

 

〇初動に確保したいとり

初動に確保したい鳥についてですが、

①鳥カードを引ける鳥

②餌を追加でもらえる鳥

③卵を産出する鳥

④安く目標カードを引ける鳥

⑤得点になる鳥

優先順位としてはこのようになると思います。これらの中で、A:2ラウンド~4ラウンドの目標に絡める鳥、B:餌コストが重くない鳥などの事情により、選択してピックすることになると思われます。一つの役割の鳥が2枚いてもオーバーパワーなので、1役割1枚あれば最初はそれで足ります。

ウィングスパンでは5枚の鳥カードが配られ、それから任意の枚数をピックし、同じ数の餌を捨てることで開始します。つまり、餌と鳥カードを合わせて5つを初期資源として持っています。

 

初動の鳥カードのピックですが、基本的に1~3枚の鳥を確保しておくのがおすすめです。弱い鳥を取るよりは、餌を残した方がいいです。その理由として、

 

①湿地のアクションで強い鳥を早めに引ける可能性がある。

②序盤は卵より鳥カードの価値の方が高いので、餌回収で捨てる枚数を減らせる。

③任意の餌が回収できるかは運要素が絡むので、それを排除する。

 

ことがあげられます。

 

ウィングスパンのアクションは、偶数列(2、4、6)アクション目に入るたびに強くなります。そのため、どの列でも早めに1列目を埋めることで、全体的な得点効率を引き上げることができます。1列目に埋めるのに必要な鳥は3羽なので、とりあえずそれを確保して始めようというわけですね。

 

①鳥カードを引ける鳥

 

序盤に一番欲しいのは鳥カードを引く鳥です。強い鳥カードを引くにはやはりある程度枚数を引くことが必要ですし、得点の安定化になります。なお、フタオビチドリは最強すぎるので話はしません。あしからず。

 

・2枚ドロー1捨てできるカード

アカオタテガモやカオグロアメリカムシクイなど、2枚ドローできて1枚捨てるカードは、安定した進行に寄与してくれる最高の初動カードです。鳥自体の得点は低いものの、卵のキャパシティや餌コストの軽さもあり、真っ先に確保したい鳥です。森林エリアに配置できるアメリカオシは、鳥カードを引きながら餌を回収できる(湿地に行かなくていい)ため、餌コストを確保できるなら置きたい鳥の一枚です。

・1枚ドローできるカード

マガモも1枚ドローでき、上記の2枚ドローにわずかに劣るものの十分に強いカードです。ウィルソンタシギやアメリイソシギのように、「全プレイヤーにドロー」の効果がある鳥は、青虫1つで5点取れる点がアドが高いため、デメリットを気にせず使ってよいと思います。

・群れの能力のうち、「1枚捨て1ドロー」のカード(ルーティング能力)

この能力、軽視しがちですがめっちゃ強いです。まず、序盤にはルーターとして機能し、湿地に行かずとも1枚ほしいカードが出たときに回収できますし、いらない鳥カードをどんどん循環させることで鳥ガチャの勝率を上げることができます。終盤には余った鳥カードを盤面を変えずに1手1点に変換することができ、エンジンとして極めて優秀です。できれば草原レーンにどんどん配置していきたい鳥です。

・1枚ドロー1枚捨てのカード

群れの能力とは違い、得点にこそなりませんが、このタイプのカードにはアジサシ系などコストが軽い割に素点や星形巣を持っている鳥が多いので、わりと目標に絡んでいける使いやすいカードです。序盤のルーターと割り切れば十分な性能です。

・チャバラミソサザイ

チャバラミソサザイは1コスで2枚のドローができる鳥であり、初手に限っていえばきわめて高い効率を持ちます。卵キャパも5と大きいため、意外と安易に打っていい鳥です。困ったときにもとりあえず取る鳥としては十分な性能があります。

 

②餌を取る鳥

序盤の森林アクションは弱く、どうしても餌の確保には時間がかかります。そのため、餌を確保できる鳥は強いです。特に、サプライから供給できる鳥は餌の供給が安定的で、目標にも絡みやすい鳥です。ホシワキアカトウヒチョウのように、草原から餌を供給できる鳥は、森林の手数を減らせるうえ餌を卵や群れ能力で得点化できるため、非常に強力です。また、初動のコストが重い鳥でもすぐに餌を取り返せるため大丈夫です。

 

・サプライから供給

ホシワキアカトウヒチョウや、ブユムシクイ、ミサゴなどサプライから餌を取れる鳥は非常に優秀です。これらは餌箱を触らないため運ゲーを回避しつつ、他人に不要な餌を取らせることができます。1枚あれば相当楽なので確保しときましょう。「プレイヤー全員に餌を共通在庫から取らせる」能力でも、全然OKですが、自分が手数短縮を見込めない場合は相手に一方的に手数を稼がれるおそれがあるので能力を使わないようにしましょう。

・餌箱から供給

ズアカキツツキのように、「餌箱にあれば取る」タイプの能力は、餌箱の運に左右されます。このタイプの能力は強いときと動かないときの差が激しいため、無理して取る必要はありません。とはいえ、ムネアカイカルのように2種類を参照できるタイプは比較的安定性が高く、草原に配置できる鳥の場合は森林に行かずに餌箱を回せるため優先度が上がります。個人的にはルリノジコを草原に立てるのが好きです。

・ハチドリ系、カラス系

餌箱から順番に1個とるハチドリ系、卵を餌に変換するカラス系の鳥は、見た目ほど強くありません。(シロエリガラスとワタリガラスはチートなのでNG)なぜかというと、ハチドリは相手に好きなエサを渡すことになりますし、カラス系は卵がないと動かないためです。しかし、こいつらは餌コストが比較的自由で素点も4点程度は見込めるため、ほかに取るものがなければ取ってよいと思います。ウオガラスは産卵能力持ちと組み合わせれば意外と動きます。

 

意外と長くなったので、後半に続く。

 

〇おまけ:事故ったときのとり

鳥カードは大量にあるくせに最初に引けるのは5枚です。なので、事故るときは事故ります。悲しいですが、ウイングスパンは 事 故 は お こ る さ という前提で遊ばなければいけないゲームです。とはいえ、苦しいときこそ鳥飼いの腕の見せ所です。とりあえず軌道に乗った経営ができるまで頑張る必要があります。

こういう苦しいときには、鳥カードの選び方を変える必要があります。

①湿地における鳥カードを1枚だけピックし、残りは資源として残す。

②森林における高得点の鳥(ムシクイ系など)をとりあえず打つ。

③目標カードを引ける鳥を1枚目として打つ。

④鳥カードをピックせず、湿地アクションを連打して強い鳥を待つ。

ことがその対策です。ハチドリ系やカラス系も手詰まりの時には役立ちます。どうしようもないときは、弱い鳥カードをピックせず、自分の引きに賭けましょう。それでダメだったとしても、最善を尽くしたのです。快く台パンしましょう。そして、焼き鳥を食べましょう。ぼくは砂ずりがすきです。