【ふるよに】S７起源戦参戦記（2/27お気楽交流祭併催大会）【刀扇騎】
みなさんこんにちは、minoriです。起源戦の大会に出場してきましたので、ブログで反省会です。競技で負けたならば反省文を書く義務が敗者にあります。特に今回は優勝できるマッチアップを落としてしまったので、念入りに反省しましょう。
【メガミ選出】
刀扇騎を選出しました。
今大会で有力なメガミとして銃系レンジロックが存在しない刀忍系、クリンチが強力な傘衣系を想定。刀の月影落や傘のゆらりびに対する回答を持ち、かつボトムの扇騎が相手を適切に選べば有力なクロックパーミデッキが組めるため採用。もともと刀忍騎を持ち込む予定だったが、大会直前に、忍騎は薙に適切な知見があれば（※果て果て＋音無両採用）封殺されることが判明したため、刀扇騎を握った。薙書棹がやややっかいだが、刀環境なら書は少ないと予想。
それでは実戦。
１回戦：（刀）扇騎ー銃棹（毒）×
お相手の銃棹に対しては扇騎で有利を取れているはずと検討段階で結論を出したため、銃棹を返す。相手の連撃をいなしつつ、アドを稼いでいきましょう。
梳流し 雅打ち 詩舞 晴舞台 Burning-Steam Waving-Edge Roaring
Alpha-Edge Julia's Blackbox Omega-Burst
要返しを打っている暇はないと判断し、扇騎の固定枠：要返しを抜く（良かったポイント）。黒箱と相性のいいRoaringを投入。無窮梳流しは棹穿ちで当たらないため、黒箱ヤクシャで殺しにいく構築を組みます。さらにオメバを積み相手の連撃に備えます（ガバポイント①）
お相手はバクドラ因果律の根を積んだ、銃棹のレンジロック構築。
そして１巡目の終わり、あきらかにおかしい事実に気が付きます。間合い３が踏めず、ウェビが振れません。それもそのはず…なんで無窮の風を抜いたんでしょうか（ガバ②）。なんで風舞台が入っていないんでしょうか（ガバ③）。さらに燃料管理のミスから燃料１となり箱が壊れ、ヤクシャになれない状態に（ガバ④）。中盤のラピッドファイアに泣く泣くオメバを吐きます。
結果、葦とヴァーミリオンフィールドのレンジロックを破れず、梳流しには棹穿ちをしっかり合わされ、ラピッドファイアを食らいます。時間切れでラストターン、ライフ同数で久遠の花持ってれば勝ちか引き分けでしたが持ってないので負けました。
無窮の風と風舞台があれば、相手のバクステ、バクドラ、葦なんかをしっかり叩き落とし、かつアルファエッジとの組み合わせでテンポが取れ、晴舞台や梳流しを直撃させられました。テンパっていたとはいえ、あまりにもったいない敗戦です。
検討済の有利マッチを落としてしまい、かなり混乱する中の人。
敗戦の原因としては、銃棹のゲームプランへの意識が向いていなかったにもかかわらず、「棹穿ちで梳流し当たらないから」と無窮の風を抜いたことにあります。お相手がレンジロックでくるはずなのに、それを回避する風舞台と、後退札とオーラを削る無窮の風を挿すべきです。
また、銃棹はSteam-Cannonのぶっぱに対し裏目がないので、またWaving-Edgeに依存しないため、ヤクシャ変形するためにRoaring/Steam-Cannon/Turbo Switchからヤクシャに変形するサリヤスペシャル構築の方がどう見ても刺さりそうです。棹穿ちと可能性の枝ではヤクシャを抑えきれないため、梳流しループよりはこちらの構築を選択すべきであり、構築段階での動揺が見て取れます。
２回戦：（刀）扇騎ー（扇）薙槌
お相手はハガネ軸を採用。起源戦環境では強力なクリンチとコンボを持つデッキです。槌Ｘは３柱単位でみると受けられているので、扇騎が返ったとき中空梳ループが刺さる薙槌を返します。刀が返った場合は月影を落とす方針。
梳流し 雅打ち 詩舞 要返し Burning-Steam Waving-Edge 晴舞台
常世の月 無窮の風 久遠の花
対戦ではマリガンで梳流しを伏せるが晴舞台を引き込んでしまい、初動要返しでボトムに沈めてしまう痛恨のミス。６間合いでの無窮晴舞台ができなくなってしまいます。その後、梳流しで１点取るも、オーラ受けした八方振りの分のオーラを纏い忘れ、鐘鳴らし遠心撃5/4を通されます（ガバ１）。
ライフ４点を取られ相当動揺した中の人、常世の月を使いテンポを取り返そうとしますが、それが裏目になり、共鳴共振から鐘鳴らし遠心撃で終戦（ガバ２）。再び有利マッチを落とします。
今回は、お相手のサイネの攻撃をライフ受けし、遠心撃をケアしながら中空に居座る選択をとるべきでした。またオーラを纏いきらなかったのは明確に愚かであるといわざるを得ません。また、この構築だと大重力アトラクトに無力であり、後退札の跳ね兎なんかを積んでおくべきでした。また、お相手の切り札構成をみるに、眼前構築の段階で①共鳴共振がほぼ必須枠であること、②残りの防御札は梳ループ対策に音無砕氷が積まれているはずであり、③３枠目は律動孤戟、大山脈リスペクト、大天空などのいずれかである（実際はメガロベルでした）ことが十分に推測がついたはずです。
総じて、相手の対面をしっかりと見ず、ケアすべきものを明確化しなかったことが敗戦の原因でしょう。また、手癖で扇ＢＡＮしたのがまずく、リソースロック攻撃が通用する、かつ能動的にオーラを剥がす手段のない、扇槌を選択すべきであったと考えます。扇騎ー扇槌ならオーラ５で遠心撃を通されることはありません。Roaringで相手の境地を妨害できます。
３回戦：（刀）扇騎ー（騎）忍衣 〇
さあ、３連敗は避けたいところ。お相手は忍衣。騎衣がわからないので困惑するが、忍衣は検討済で、ルルララリをオメガや久遠で止めれば勝っていると判断。忍衣を返します。こちらは扇騎。またかよ！月で気持ちよくさせてくれよ！まあ、当然の選択だと思います。
梳流し 雅打ち 要返し 詩舞 Burning-Steam Shield-Charge Waving-Edge
久遠の花 Omega-Burst 無窮の風
相手をピーピングできる無窮で魚吊や誘導を叩き落とし、梳ループにはめる構築。ルルララリや斬撃乱舞への対応策を豊富に構え、クリンチ対策にシルチャを隠し持つ。久遠とオメガで耐え、削り切る方針に。
お相手は基本的な構築の忍衣ビート。ただ脱法植物こと壬蔓が飛んでこない（不穏）。１巡目の設置は４間合いで雅打ち詩舞を構え、２巡目の設置は０間合いへ潜り、設置を回避。いいプレイング。そして設置回避から誘導魚吊引いてない読みでシルチャー。これが直撃！そのまま境地梳流しに繋ぐが、お相手レミナロミレリラでこちらの雅打ちをパクってくる。梳流し打ち消し。許せねえ…（雅打ち先に打てという話）
２ターン後、お相手再構成せず４間合いで２焦燥。熊介（５熊）ぶっぱ。
ええっ！？こっちハンド持ってんのに？詩舞だったら負けじゃん！
まあ私のその時のハンドは雅打ち（非境地）。ぶっぱが通り顔面ヒット。死んでないか計算。オーラ/オーラ/ライフ/オメガ打ち消し/ライフでなんとか生き残る。死んだかと思った。
なんとか生存したので、返しで相手のオーラ１をトップで引いたＢＳと雅打ちで虐め、無窮で相手の魚吊を叩き落とし、無窮梳でライフ１点。相手残りライフが１点なので、黒塗りが落ちていることを確認し久遠の花を振って勝利。あっぶねー。
全体的には梳ループでしっかり打点を取り、設置を交わしつつ安全な場所で要返しを打てたりと、満足のいく戦いだった。ただ熊介は心臓に悪いのでやめてほしい。
熊介芸人になるところだった（過去１敗）
大会はここでドロップアウトし、以下エキシビションマッチ。３戦やったので１戦エピックなものをピックアップ。
４戦目：（扇）刀騎ー扇忍（毒）×
こちらは扇が返ると重い毒をＢＡＮ。扇騎ー扇忍はロアリングで雅打ち妨害すれば梳が通ると判断。お相手は刀騎を返す。
斬 一閃 柄打ち 気炎万丈 Burning-Steam Waving-Edge Roaring
Alpha-Edge Julia's Blackbox 浦波嵐
アルファエッジでテンポを取りつつ、気炎ヤクシャで殺す構築。扇忍はリーサルラインが低いため斬とウェビでクロックを取りながら、気炎の着地に一身を賭ける。気炎万丈のターンを守るため鋼糸から身を守る浦波嵐を採用。（別にオメガで良かった）
お相手は梳流しを絡めた無窮梳構築。
こちらとしては梳流しは神妙な顔してライフ受けしつつ、気炎はさっさと伏せ相手の無窮の風で見られないように情報秘匿。（今日３戦扇握ってたので無窮のタイミングがよくわかった）無窮が振られそうなタイミングではRoaringは先撃ちし攻撃札だけを抱える。
１巡目、ロアリングで燃料を焼きながら接近。斬とウェビをライフに入れる。ＢＳも併せて燃料を焼き切り、Blackboxからヤクシャ変形。
２巡目、柄打ちと斬がライフに入ったため、リーサルまで待機。ロアリングで燃料を回復させつつ、気炎万丈の設置タイミングをうかがう。
そして、自ライフ６、間合い２の状態。気炎万丈を引き込む。
アグロ再構成影菱を嫌い、離脱一閃をオーラに当てる。次のターン殴れば気炎をお見舞いする覚悟。お相手は返しのターン晴舞台を展開。（情報秘匿の効果！）
「あなたを晴舞台の罪で訴えます！」とアグロ再構成、オーラ３、５ライフで気炎万丈をパーペキ着地！浦波もセットアップ完了！このターン耐えてBeta-Edgeシバいて勝ちですわ！これは勝ったな！あとはサリヤお姉ちゃんが相手をボコってくれるのでユリナ様とお団子食ってくる！
返しのターン、お相手は設置鋼糸。
ぼく「ここで浦波吐いていいよな？鋼糸止まったらトップ鋼糸でも足りてないよな？」
浦波嵐を吐き、オーラ選択。
お相手、斬撃乱舞4/3。はい。僕が「オーラダメージ０を選択した」ので、4/3になってます。
ぼく「ああああああああ4/3になるんだったそうだったああああああ！！」
虚しく、終端持ちの浦波を使ったせいで顔面に３ライフヒット。次のターンに晴舞台の-/1を食らい、もう久遠のケアはできないとばかりにBeta-Edgeを振るも久遠で終戦。
うおおおい！何やってんだよ団長！
そんなこんなで完璧なゲーム運びから敗戦したのでした。みんなもカードの裁定はちゃんと覚えておこうな！（一応弁護するとお相手は斬撃乱舞を隠し持っていたので、僕が持ってないものと思い込んでいた）遊○王のアニメとかで主人公おちょくって負けるモブの気分になりましたね。強く反省。相手の攻撃札はちゃんと全部覚えておきましょう。
あとは刀書（なぜ書を返した）に反駁判証で負けたり、銃傘に月を落として勝ったりしました。
結果、１勝２敗ドロップアウトと、刀扇騎のポテンシャルを出し切れなかった感があります。なんというか、使い手が扇騎のレスポンス能力に振り回された感じです。眼前構築段階で相手のデッキ構成を読むことと、ケアすべき札を明確にすれば、十分３ー０できる強度のデッキでした。
個人的には先行研究をしっかりと読み、一番結論に近いと納得できる３柱を持っていけたので、悔いはありますが満足のいく戦いをできたと思います。ほとんど記事がない扇騎についても、晴舞台を交えた戦いができ面白かったです。扇騎の記事はまた書きましょう。
起源戦、考えるふるよにが好きな人はぜひ。
PS.ハツミ様集中力貰いました、これからの大会のお守りにします
